新訳について再考

自分にとって好きなシリーズであるZだけにもう少し足りないお頭で考えてみよう。

兎にも角にもエンディングが変わったことについて、それが及ぼした影響を主観的につらつらと。
理由については、不問*1。 及ぼす後の歴史ついては、後でさらっと。
カミーユが精神崩壊しないエンディングのためには、最終決戦において当然カミーユ自身の精神状態が限界点に達しないことが必要不可欠である。
そのために物語後半に向けてカミーユが(精神的に)落ち着いているということを劇中では、敢えて?描いてたと思います。
そうなると逆も叱りで、カミーユの精神をグラつかせるエピソードは排除されていくこととなり、キリマンジャロ編やロザミィの「お兄ちゃん」*2はカットというより無かったことに…。
ところが、カミーユが精神崩壊の一端を垣間見せるエマの死については、Zガンダム特異点*3から外せないため中途半端に*4残されてしまいました。
また、カミーユをガキ扱いしないため*5修正は極力少ないものになり、ファのお節介もほとんど見られなくなりました。
要は、カミーユを崩壊に導いた女性たちが逆にカミーユの成長を促したかのように配されたんですね。
そのあおりを受けたのが、シャアでありアムロなのかなぁと。
アムロは単に出番を失っただけですが、問題なのがかつての赤い彗星(^^;ゞ
シャアに関しては…道化にすらなれない酷い扱いじゃないかと…逆襲のシャアを知ってるだけにこの流れで、後年如何にに立ち直ったかが不可思議でなりません。*6
ミネバとの絡みで、かろうじて垣間見えたもののそのミネバは地球へ留学?しちゃうし(^^;ゞ
シロッコハマーンは、シャアがTV版以上に小さな男に扱われた*7ため、シャアと論ずる度にスケールが落ちていく感がどうしても拭い去れませんでした。
むしろ、我が道を行ったヤザンニュータイプ以上に凄い男に見えた(^^;ゞ まぁ、ヤザンもレコアとの絡みが支離滅裂気味でしたが…。
また、カミーユが精神的に成長しすぎた*8ため、サラとの絡みが必要以上に目立って*9カツの行動原理もぼやけた様にも映りましたね。
レコアの存在が宙に浮いた感がしたのもカミーユと上手く絡み合えなかったからなのかなぁ。
最終決戦前後のエマとレコアがカミーユに与えた影響はZの力を引き出すと同時に心のバランスを崩す要因となっていたので、扱いがかなり難しかったと思います。

TV版を観てない人を置いてけぼりにしすぎの感もありました。
実のところ「機動戦士Zガンダムデイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポート」でかなり凄く補完されたりしてるんですが…。

本来であれば、この後ZZとなるが…無理でしょう(^^;ゞ
あの情勢下でカミーユを強制退場させられないし、ZZで一番好きな話「カミーユの声」が…自己中すぎました<(_ _)>
じゃあ逆襲のシャアへ直結するなら…これだったら何らかの形で補完してもらわないと…でも、新作は望めないのよねぇ*10

結論、自分には文章力がないということで、これからも簡潔にいこう!(^^;ゞ

*1:個人的に問う意味を失ってしまってます

*2:浅川さんの声で聞いてみたくもあった(^^;ゞ

*3:人の命を云々のくだり

*4:あくまでカミーユの精神状態に関してですが

*5:それとも世相の反映?

*6:端折ったといえば、それまでですが…

*7:この辺りは脳内補完しろということだったのか?

*8:または促す

*9:声優の件を考えると意図的だった?

*10:ブライトもセイラもいない今・゜・(ノд`)・゜・